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その他 / 2015年02月09日
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琵琶湖プロガイド平村尚也と私

レジットデザインとして初の外部契約スタッフを迎えることになりました。

琵琶湖フルタイムプロガイド、平村尚也氏。日々琵琶湖と向き合い、真摯にパターンフィッシングを追い求め、ゲストに最高の時間とレベルアップを約束する人気ガイドです。

レジット広告用写真2

琵琶湖フルタイムプロガイド平村尚也。Truth代表として年間200日以上のガイドをこなすほか、日々のブログやLure News紙の連載、動画配信など、琵琶湖の今を発信し続ける。冷静かつ明確な分析力と釣らせるガイドに定評がある。

 

平村氏はそのガイドスタイルと同様、道具選びも真摯な姿勢を貫きます。自分で良いと思ったものしか使用しません。自分にとってだけではなく、自信を持ってゲストにお勧めできる道具かどうか。常に琵琶湖湖上で、ターゲットであるバスに聞くことで判断されるのです。

 

そんな平村氏がこのたびレジットデザインのプロスタッフに加わることは、我々にとって非常に喜ばしい出来事であり、とても誇りに思います。ロッド以外にも複数のメーカーからスポンサードのオファーがある中、ロッドはレジットデザインを選択していただきました。

我々はまだスタートしたばかりの会社であり、先行きは不透明(苦笑)ですが、平村氏のような琵琶湖のプロフェッショナルガイドで、また必要な道具を見出す優れた選択眼を持つスタッフは必要不可欠であり、今回契約に至ったことは今後の製品コンセプト策定やフィールドテスト、プロモーションにおいて多大な貢献を果たしてくれるものと確信しています。

 

さて、ここからは私の個人的な想いを。

平村氏と私の出会いは1998年まで遡ります。私がJBプロトーナメントに参戦し始めた年です。JBマスターズシリーズと東北(現JB桧原湖)シリーズにエントリーした私は、様々な湖をトレイルするトーナメントの魅力にはまりつつありました。当時のマスターズシリーズには現在もアメリカのツアー、トップ50、プロガイドで活躍している同年代の選手が多数エントリーしており、今思うと才能の宝庫でしたね。

全国各フィールドをトレイルしながら、ボートのランチング場所、車中泊に適したスポット、食事や銭湯の場所などを情報交換する仲間の一人が平村氏だったのです。当時はバスフィッシングがブームと呼べる状態にあり、トーナメントシーンも異常な盛り上がりでした。バスフィッシングに関わって生活していける、そんな夢を追いかけて日々熱く語り合ったものです。

その一方で、外来魚問題に火が付き始め、琵琶湖のリリース禁止など暗い影が落ち始めたのもこの頃でした。

 

トーナメンターとしては先輩であった平村氏とは2001年にJBII桧原湖シリーズでパートナーを組むことになり、第2戦を優勝、年間優勝も果たすことができました。ガイドが終わると福井まで車で北上し、そこからフェリーで新潟へ。磐越道で桧原湖入りをしたら私と合流し、前日プラと試合をこなす。そして再び琵琶湖へ戻ってガイドの日々。マスターズではゼッケン1を背負ったこともある平村氏でしたが、この年を最後に平村氏はJBトーナメントを引退、フルタイムプロガイドとしての道を歩むことになったのです。

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2001年には私とペアを組んでJBII桧原湖シリーズに出場。優勝1回を含めた好成績で、年間優勝を果たしました。フェリーで琵琶湖から通う強行軍でしたが若さで乗り切った?!って感じ。恥ずかしいぐらい若いですね、二人とも(Photo from NBC NEWS)。

 

私はすでに前職でロッド開発の仕事に従事しており、平村氏に琵琶湖で使うロッドの開発を個人的にサポートしてもらっていました。当時彼は正式に契約しておらず、私のとっても彼にとっても友人関係が基本にあり、そしてお互いに自らが使う道具として良いロッドを作りたい、という強い気持ちが根底にありました。

平村氏はフルタイムガイドに専念し、Lure News紙(名光通信社)に連載されている琵琶湖徹底リサーチや、自身のブログなどで日々発信される琵琶湖の情報によって、人気ガイドとしての地位を確固たるものにしていきました。そしてロッド開発においても琵琶湖上での豊富な経験と、トレンドの半歩先を行くメソッドを見出す先見性によって、多くのアイテムを世に送り出してきました。私とはその過程で何度も一緒に釣りをし、議論を戦わせてきました。衝突することもありましたが、それでもなお、お互いに良いロッドを作るために協力し続けてきました。

 

今までもこれからも、平村氏と私との間にあるのは契約プロスタッフとスポンサーという立場以上に、気持ち、情です。情とは友情でもあり、バスフィッシングへの情熱でもあります。バスフィッシングという共通言語を介して出会った者同士が、この素晴らしいレジャーを生業としていく選択をして、パートナーとして共に歩んでいくことになったのです。

平村氏の経験や知識はレジットデザインに多くの刺激と財産を与えてくれるでしょう。レジットデザインとしても飯高や私のロッド作りのノウハウを彼のガイド活動やバスアングラーとしてのキャリアに貢献できると確信しています。

 

彼はガイドをサービス業としてとらえ、ゲストに琵琶湖バスフィッシングの楽しさを伝える、体感してもらうために日々バスを追いかけています。バスブームが去った後もなお人気ガイドとしての確固たる地位を確保し続けている事実は、彼が本物のプロフェッショナルガイドであることの証明であり、我々の社名であるレジット(本物)なモノづくりと相通ずるものがあります。きっと良いロッド作りができると思います。

 

これからの平村尚也、レジットデザインにご期待下さい!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Posted by
鬼形 毅

15年余にわたり、バスロッドの開発に従事してきた経験を活かし、開発者としてはライバル関係にあった飯高博文とともにLEGIT DESIGNを設立。バスフィッシングは12歳の時に始め、以降はライフワークと呼べる存在。トーナメントは1998年に参加し始めで現在に至る。出るのも見るのも楽しい。