LEGIT DESIGN

ブログ

その他 / 2020年07月27日
  • Posted by

北大祐コラム:『ソリッドティップという存在』

先日、WILDSIDEベイトモデル610シリーズを紹介しましたが、その中で『ST』という文字が付くモデルがあります。
『ST』はソリッドティップという略です。
現在、WILDSIDEの610シリーズは強い順に↓
・WSC610H
・WSC610MH
・WSC610M
・WSC-ST610ML
・WSC610L+
という5本のラインナップとなっています。
ベイト、スピニング問わずWILDSIDEシリーズには一本モノのカーボンロッドと竿先がソリッド仕様になっているソリッドティップ(途中から別素材が繋がっている)モデルがあります。
写真にありますのは「カーボンのWSC610M」とソリッドティップモデルの「WSC-ST610ML」
109319540_1147960622256362_3521399268611941751_o
パワー表記が違うので、パワー違いと思われたりしますが、目的や用途は全く違うといっても良いと思います。
写真にはありませんがWILDSIDEのスピニングモデル「WSS61UL」と「WSS-ST61UL」などは『ST』という表記以外はスペックは全く同じ。でも用途は全く違います。
このあたりの表記の差が少し迷いを生じさせているのか?ちょくちょく質問を頂戴しますので僕なりに説明します。
まず!!
大前提として『ソリッドティップ』は喰わせ重視のモデルです!言い切ります!!
バス以外の魚釣りをされる人なら理解しやすいかと思いますが、喰い込みの弱い魚、アタリが繊細な魚を釣るときなどはソリッドという素材が多く使われます。
カワハギやチヌやメバルなどアタリが繊細なターゲットは『ソリッドという素材が生きます』
ではバスは??
みなさんご存知、バスという魚は色んな釣法や様々なルアーがあります。キャスト、アプローチ、アクション、フッキング、ランディングと一本のロッドであらゆる操作をしなくてはいけません。
『喰わせ』はその全ての操作の中の一部という事が理解できるかと思います。ですので様々な用途を犠牲にしてでも『喰わせ易さ』を追求したのが『ソリッドティップ』モデルです。
ですから決して万能ロッドではありません。
109959520_1147960735589684_9179262272756106750_o
アタリも曖昧になります。手元にガツガツとあたりが来る様な状況ではソリッドティップでなくても大丈夫です。笑
ソリッドティップモデルが生きる状況というのは、本当に集中していないとアタリに気がつかないような状況です。
ですのでWILDSIDEのソリッドティップモデルはすべてティップが蛍光イエローにペイントされています。これは「アタリを目でとってください」というメッセージでもあります。
手元に来るアタリというのは実は、ごく一部だったりします。その気がつかないアタリ、手元に伝わらないアタリを少しでも捕らえる為に作られたのがWILDSIDEのSTモデルなのです。
僕はキャスト、アプローチ、フッキング等の基本操作が身につくまではソリッドティップモデルはおススメしません。
ソリッドティップというモデルはそれくらい尖ったロッドです。
・キャスティングの基礎をマスターする
・狙たスポットにキャストを決める
・ボトムのマテリアルを理解する
・リフト&フォールなどのルアーの移動距離を把握する
・魚とのやりとりの時にロッドを綺麗に曲げる
これら基礎となる要素をマスターするまではカーボンロッドをオススメします。
あと、当然ですが人気あるという要素だけでは良いロッドにはなりません。笑
十人十色、体格も違えば体力や感覚も全員違います。
極論、あなた自身が使って合う、合わないだけの事です。あなた自身が気に入れば誰がなんと言おうと『良いロッド』となります。
WILDSIDEシリーズには沢山の機種がありますので、その中から自分にあったロッドを探すのも楽しみの1つになると思います。
ビギナーの方や成長に悩まれている方は『STモデル』や『Gモデル』ではなくカーボンロッドをオススメします。
Posted by
北 大祐

北大祐(きただいすけ)1982年生まれ。
フィッシングガイド業を営みつつ、2006年よりJBトップ50に参戦し、通算4勝、年間優勝2回。その他にもJBエリート5やJBクラシックでの優勝、マスターズ年間優勝(A.O.Y)も果たしており、JBタイトルを全て獲得したグランドスラマーのひとり。スピナーベイトなどのファストムービングルアーが最も好きと公言しているが、スタイルの偏りは全くなく、超が付くライトリグからビッグベイトの釣りまでを的確に、深く、そして精度高く使い分ける。
最新の魚探を駆使して徹底的にフィールドを調べ上げるのはもちろんのこと、新たなルアーのチェックや、チューニングを行うなどの研究熱心さを持ち、道具の選択眼にも鋭いものがある。
自らの情熱のすべてをバスフィッシングに捧げ、年間300日近くを湖上で過ごす、真のフルタイムプロアングラーである。

主な成績
2019年 バサーオールスタークラシック 優勝
2017年 バサーオールスタークラシック 優勝
2016年 バサーオールスタークラシック 優勝
2016年 JBトップ50 年間優勝
2016年 JBトップ50第2戦(野村ダム) 優勝
2015年 JBトップ50第5戦(霞ケ浦水系) 優勝
2014年 JBトップ50第1戦(七色ダム) 優勝
2013年 JBトップ50 年間優勝
2013年 JBトップ50第3戦(霞ケ浦水系)優勝
2011年 JBクラシック(野尻湖)優勝
2009年 JBエリート5(遠賀川)優勝
2008年 JBマスターズシリーズ 年間優勝
2007年 JB河口湖Aシリーズ 年間優勝
2006年 JBマスターズシリーズ 年間優勝