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釣行記 / 2016年04月11日
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三瀬谷モンスター出現!

 マスターズ第2戦のプリプラで三瀬谷へ

JBマスターズトーナメントは3月に開幕して4月には第2戦を行うため、全4戦のうち半分が早春、あるいはプリスポーンのタイミングになります。ハイランドレイクの河口湖が厳しい時期なのは言うまでもないんだけど、水の動きが激しい川型リザーバーの三瀬谷ダムもなかなか手強い・・・ってことでプリプラクティスに行ってきました。

 

三瀬谷はフル満水で冷たい濁り水が蔓延している状況。流木や落ち葉も大量にあり、オーバーハング、レイダウンだらけ。想定はしていましたが、印旛沼や霞ケ浦のようなマッディシャローフィールドとは違うカバー撃ちの技術やそれにマッチするタックルが求められます。

 

リザーバー、スモールボート、カバー撃ち

三瀬谷ダムはとにかくカバー(ウッドカバー)が豊富。ゴミだまりもそこかしこにあるので、フィネスなライトリグだけでは攻略できません。

でもエレキオンリーのフィールドであり、ボートは12ftクラスが基本。狭いクリークや頭上にせり出した枝をくぐりながら岸際を釣っていくことが多くなるため、取り回しの良さが求められます。7ftクラスのカバー撃ちロッドではキャストが決まってもロッドを立てることすらできないような状況が圧倒的に多いのです。

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新しいレイダウンもあるし、満水だとオーバーハングしている木と水面の隙間も狭い。キャスト精度、掛けた魚を獲るためのタックルが不可欠。

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クリークの奥になれば川幅も狭い。水質がクリアになればサイトでも狙えるが、静かに、正確に、一発で決めるアプローチが大切になりそう。

こうした状況は関東の代表的なリザーバーである亀山ダムや相模湖などと似ており、決してメジャーフィールドではない三瀬谷ダムでの釣りはリザーバーでの釣り方と言う点で勉強になることが多いのです。

 

短いロッドが圧倒的に使いやすい

こういった様々な条件を考慮して選択したロッドは今年の新作でもあるワイルドサイドのショートレングスコンセプトの各機種。5機種がラインナップされているのですが、その全てをボートに積み込みました(その分、通常良く使うレングスのロッドは削減)。

濁りがカレントにのって蔓延していく中、バスのポジションを想定するのは比較的イージーでした。冷たい濁りのカレントを避けたポジションに絡む木の枝の下に5gのビーンズシンカーTG+リトルレインズホッグをスキッピングさせて滑り込ませると、ドーン!とでたのは「デカい!」と思わず叫ぶビッグママ!!

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56cm、3キロオーバーの三瀬谷モンスター登場!この時期のこのタイミングでしか釣れないサイズだと思う。試合で釣れれば膝ガクブル決定だけど、難しいだろうね。

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WSC63MHとリトルレインズホッグの5gビフテキリグ。物理的に短いが故の操作性の高さは、長いロッドとは比較にならない。スキッピングや無理な姿勢からのキャストがとてもやりやすい。

流石に想定外のサイズだったけど、フッキングは上顎ど真ん中に貫通していたし、掛けてからはアラミド補強の恩恵もあって短いロッドにも拘わらずブランク全体でバスをいなす感じで危うさは全くなくキャッチ。短いとブランクの長さによる吸収力を使えないのでMHクラスのロッドだと硬すぎてバレやすい、手首に負担がかかるなどの懸念があるものですが、WSC63MHはその点をしっかり考慮して開発したので全く問題なし。

 

適材適所のロッド選び

ショートレングスをまとめて5機種も発表したのはレジットデザインだけだと思いますが、一部には「業界示し合わせてショートロッド推し」との声もあるとか。1機種、2機種程度の追加はいろんなメーカーがやってきていますが、それを取り上げて推してるというのは・・・・違いますね。66や610、72や74というレングスのロッドを大量に作っているわけですから、当然無いレングスのロッドを作りたくなります。問題は実際の釣りのシーンにおいてその需要があるかどうか(売れるかどうか、ではなくて)。

リザーバーで釣りをしていると、「ロッドがもう少し短くても良いのにな」って思うことが必ずあると思います。にもかかわらず、選択肢としてロッドが存在しなかった、それだけのことです。レジットデザインではプロスタッフ、社員全てが日々釣りに行きまくっています。当然、フィールドでの需要に気付く機会があるわけです。

短いロッドの方が良いこともあれば、長いロッドにしかできない釣りもあります。ロッドの長さを変えるだけで、使い手のストレスを減らし、今まで難しかったことが簡単に出来るようになることがあります。要は適材適所でロッドを選んでいけば、快適に、楽しく、釣りが楽しめるようになると確信しているからこそのバリエーションなのです。

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実はジャスト50cmもキャッチ。これはWSS59UL+にネコリグをセットしたタックルで、垂れさがる木の枝の隙間をスキッピングで入れて、サイトで食わせた。やはり取り回しの良いロッドの利点が活きた1匹。

Tackle Data

テキサスリグ(ビフテキリグ)用

ロッド:レジットデザイン・ワイルドサイド WSC63MH

リール:KTF・レボエリートフィネス

ライン:サンライン・FCスナイパーBMS AZAYAKA 12lb.

シンカー:リューギ・ビーンズシンカーTG5g

フック:デコイ・キロフックハイパー

ワーム:レインズ・リトルレインズホッグ

 

ネコリグ用

ロッド:レジットデザイン・ワイルドサイド WSS59UL+

リール:シマノ・07ステラ2500S

ライン:サンライン・FCスナイパーBMS AZAYAKA3lb.

フック:デコイ・ボディフックガード付

シンカー:サワムラ・ワンナップネイルシンカー1/42oz.

ワーム:レインズ・スワンプミニ

 

Posted by
鬼形 毅

15年余にわたり、バスロッドの開発に従事してきた経験を活かし、開発者としてはライバル関係にあった飯高博文とともにLEGIT DESIGNを設立。バスフィッシングは12歳の時に始め、以降はライフワークと呼べる存在。トーナメントは1998年に参加し始めで現在に至る。出るのも見るのも楽しい。