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釣行記 / 2016年04月07日
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春のシャローカバーゲーム

印旛沼へ

春のプリスポーンバス狙いには様々な狙い方がありますが、個人的に最も好きなのはアシ周辺を釣ることです。マッディシャローのアシ、中でも新芽が伸び始める頃のパラアシと呼ばれる張り出しをスピナーベイトやテキサスリグで狙う釣り方でビッグなプリスポーンバスが釣れると、「今年も春が来たな」と実感するものです。

しかし、残念なことにバスフィッシングをボートから楽しむことができるフィールドで奥行きのあるアシ(それはつまりパラアシ岬が存在することを意味するのだが)があるフィールドは非常に少なくなっています。牛久沼、印旛沼はその中でも未だ豊かなアシが残っており、最高のアシ攻略ゲームが堪能できます。

 

スピナーベイトとテキサスリグの2トップ

パラアシ攻略はスピナーベイトとテキサスリグが2トップと言うか、この2つでほぼ成立すると言ってもいいでしょう。もちろん季節の進行や魚の状態によってはヘビーダウンショットなどもあるけれども、スピナーベイトとテキサスリグが軸になるのは確実です。

今回はテキサスリグの代わりに、巷で話題の?ビフテキリグ(ビーンズシンカーを使ったテキサスリグの派生形みたいなものかな?)を試してみました。

 

春のアシには硬めのロッドが良い

スピナーベイトロッドとしてはワイルドサイドの新作、WSC65MHとWSC69MHを用意しました。どちらもフロッグロッドスペシャルとして開発されたロッドですが、開発過程においてスピナーベイトやチャター系に相性抜群であることも分かっていました。事実、北大祐プロが2015年のトップ50最終戦(北浦)をスピナーベイトで制したときに使用していたロッドがこの2本のプロトタイプだったのです。

このロッドはレギュラーテーパーでMHアクション表記の通り、スピナーベイトには少し硬いかな、という感じです。しかしこの時期の印旛沼に多い枯れアシ、枯れガマ、アシの新芽に積極的にスピナーベイトを当てていくアプローチに最適です。

枯れアシなどは柔らかいため、スナッグレス性能の高いスピナーベイトを持ってしても絡んでくるアシやガマを躱しにくい時があります。パラアシをタイトに通してくるアプローチはワンキャストごとが大事なわけですが、途中で枯れアシが絡んでしまうとノーチャンスになってしまいます。これを防いで、キャストのロスを無くすには、レギュラーテーパーでティップが食われにくく、やや張りのあるブランクを持つこのWSC65MHとWSC69MHはこの時期のアシ周辺のスピナーベイトに最適なのです。

 

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同行者がキャッチした1800g超のビッグサイズ。WSC69MHにハイピッチャー1/2oz.(OSP)の組み合わせで。

 撃つ釣りも、不可欠。

スピナーベイトやクランクベイトだけで釣れるのなら問題ないのですが、晴天や無風などのコンディションでは、巻く釣りだけでは攻めきれないのもまた事実。パラアシ、アシ中をスローダウンして撃つ釣りもストロングなパターンになりえるのです。

今回は小さめのボートに2名乗船であったこと、伸びきていないけども奥行きのあるアシを撃っていくには、わりと接近戦になること(伸びきってしまえば近づけない奥にアプローチする可能性がある)、スイミング気味に動かして浮き気味のバスのバイトを素早く掛けたい、などショートロッドのメリットが出そうな場面が多く想定されたので、WSC63MHを使用しました。

張り出しに絡むアシのやや奥からスイミングさせたビフテキリグ(1/4oz.)の重量感が消えるバイトをしっかりと感じてパーフェクトなフッキングに成功しました。

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1500gくらいのナイスコンディション。WSC63MHにビーンズシンカー1/4oz.+ラッシュクロー3.5インチで。

アシを撃つ釣りには基本的には長めのロッドが使いやすいと思います。僕自身も夏のアシ攻略ならばWSC610MHを選択すると思います。しかし春のアシ攻略では短めのロッドの出番もアリ、です。それは伸びきる前のパラアシ周辺はスポットをあらゆるアングルできっちり撃ち漏らしなくアプローチしたいところ。その場合には操作性の高いロッドが精度の高いアプローチを可能にしてくれます。

適材適所でタックルを選択することで、ワンモアキャッチにつながることもある、って感じですかね。

 

Tackle Data

スピナーベイト用

ロッド:レジットデザイン・ワイルドサイド WSC65MH・WSC69MH

リール:KTF・レボエリートネオ

ライン:サンライン・FCスナイパーBMS AZAYAKA14lb.

ルアー:OSPハイピッチャー3/8、1/2oz. 

 

テキサスリグ(ビフテキリグ)用

ロッド:レジットデザイン・ワイルドサイド WSC63MH

リール:KTF・レボエリートフィネス

ライン:サンライン・FCスナイパーBMS AZAYAKA14lb.

シンカー:リューギ・ビーンズシンカーTG1/4oz.

フック:デコイ・キロフックハイパー

ワーム:ベイトブレス・ラッシュクロー3.5インチ

Posted by
鬼形 毅

15年余にわたり、バスロッドの開発に従事してきた経験を活かし、開発者としてはライバル関係にあった飯高博文とともにLEGIT DESIGNを設立。バスフィッシングは12歳の時に始め、以降はライフワークと呼べる存在。トーナメントは1998年に参加し始めで現在に至る。出るのも見るのも楽しい。