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トーナメント / 2015年10月27日
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2015年トーナメントを振り返る 1

僕の2015年のトーナメントは、バスプロ選手権をもって全日程が終了。今年はJBマスターズシリーズだけではなく、JB桧原湖シリーズにも久しぶりにエントリーしたので試合数が倍増。しかし結果も内容も充実のシーズンだったと言えると思う。

 

今年のマスターズは総合力勝負だった。

マスターズシリーズはなんと言っても試合開催地の変更が大きなトピックだった。今シーズンのスケジュールは下記の通り。

第1戦(3/14~15):亀山ダム(レンタルボートでのマウンテンリザーバー戦)

第2戦(4/11~12):三瀬谷ダム(エレキ限定のリバーリザーバー戦)

第3戦(7/25~26):霞ケ浦(バスボートでのフラットランドマッディレイク戦)

第4戦(9/26~27):野尻湖(スモールマウス戦)

定番であった河口湖戦が廃止されたのは選手によっては不満もあるだろうが、リザーバーあり、マッディレイクあり、スモールマウスあり。しかもレンタルボート戦もあればアルミボートのエレキ戦、バスボートの機動力をフル活用できるビッグレイクもあるということで、ボートやタックルの準備、宿やマリーナの手配、そして移動距離など、ここ数年のシリーズに比べれば総合力の勝負になった。苦手な釣りがあると全4試合、8日間の日程で必ずそこがネックになる日がある。事実、試合当日はフィネスなライトリグの出番が多くなっても、プリプラから前日プラの過程では、ハードベイトの釣りを含むパワーフィッシングも欠かせなかった。ロッドの数やルアーの種類だけでも今シーズンは例年以上に必要になった選手が多かったはずだ。

 

第1戦 亀山ダム(3/14~15)   最終成績=6位

初開催となる亀山ダム戦は今シーズンの初戦にして最大の山場。どの場所でやっても早春の試合はタフになるが、マウンテンリザーバーで初開催となれば難しい試合になるのは確実だった。年明け早々から何度か足を運び、湖の全体像の把握こそ出来ていたが、細かなスポットまで把握するには至らず、雨による増水や濁りの影響もあって、試合本番は極めてタフなコンディションだった。

早春~春にかけてはスポーニングを意識したバスの動きを捉えることが絶対条件であって、どんなにタフでもバスの動きはスポーニングという生存本能にしたがって動くわけだから、そのことを踏まえたエリア選択をした。

結果は初日10位(620g/1匹)、2日目17位(534g/1匹)で総合6位。2日間で1匹でも釣った選手が40人というサバイバル戦をどうにかクリアした。

釣り方としてはオフセットフックを使用した2.2gのダウンショットリグ。2.2gというウェイト、感度とフッキングレスポンスを重視してチューブラーブランクのWSS61ULを選択したこと、そしてなによりも必ずバスが通るであろうエリアのキースポットを2日間の長い時間にわたってキープできたことがカギだった。

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亀山ダム戦、三瀬谷ダム戦の2戦でメインタックルとなったのがWSS61UL。チューブラーブランクのシャープさと感度の高さはリザーバーの釣りでは欠かせない。

 

第2戦 三瀬谷ダム(4/11~12) 最終成績=30位

恒例となりつつある春の三瀬谷戦は、前日プラに暖かい雨が降ったこともあり、このレイクとしてはいわゆる春爆ってやつにあたったがごとく、ジャークベイトやジグ、シャロークランクなどで次々とバイトを得ることができた。1週前のプリプラではさほど爆発力のなかった各クリークの入り口、下流域のバスのあがり口に魚が集まってきている印象だった。

試合初日は亀山ダム戦と同じように、クリークマウスのコンタクトポイントに陣取り、ひたすら釣りまくって30分でリミットメイク。終盤に移動して入れ替えにも成功し、初日は9位(1752g/5匹)。しかし2日目は初日のスポットが機能しなかったうえに、見切りが悪く1匹で終了・・・。2日目は71位(334g/1匹)と大ハズシで(今年のマスターズの単日成績としてはワースト)、総合成績も30位まで下がってしまった。この試合で上位入賞するトップ50の福島健選手や早野剛史選手との実力差を痛感させられた試合となり、年間優勝を狙う(この時点では狙ってました)には残り2試合を上位でフィニッシュが不可欠となった。

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三瀬谷ダム戦初日はキーパー20匹以上釣って9位。全体的に釣れる試合だった。

 

第3戦 霞ケ浦(7/25~26) 最終成績=45位

今期やり直すならこの試合。シーズン前は最も楽しみにしていた試合だったし、全体的に見れば良い試合だったと思う。マスターズがトップ50を頂点とするJBのセカンドカテゴリーであるならば、ビッグレイクでマイボートを駆使する霞ケ浦戦は絶対に開催するべきだと思うし、実際に開催してみて楽しめた選手が多かったと思う。しかし結果のみならず、試合内容も今期ワーストであった。

プリプラを予定していた期間が荒天で出ることができず、今期初のプリプラ無しとなってしまったことで練習不足は否めなかった。前日プラでは全域をざっと見て回り、至る所でバイトを得ることができたため、決め撃ちをせずにある程度の範囲をランガンする予定だった。

初日は北利根川の水門で早々に1匹をキャッチして安心してランガン。東岸のインサイドやクイ、西岸のカバーやシャローのストラクチャーを撃ちまくるも、なぜかノーバイト。プリプラでの釣り込みが不足していたので、スポットに自信が持てず粘るべき時に粘ることができなかった。結果として苦し紛れに朝釣った水門に戻って絞り出した1匹を加えた2匹で終了。初日は64位(1080g/2匹)と大幅に出遅れた。

初日終了後、川の水門周辺でバスを絞り出す展開を想定したライトリグ中心に大幅に入れ替えた。早い話が、守りに入ったのだ。今期全試合で唯一、この霞ケ浦戦の2日目だけは年間成績を上位で維持して最終戦の野尻湖につなげるために、手堅く、ゼロだけは避ける手段を選んだ。結局、一つの水門に時間を割き、3匹を絞り出して2日目は38位(1414g/3匹)、総合成績を45位まで回復して霞ケ浦戦を終えた。

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霞ケ浦戦は完全に失敗試合。やり直したいくらい(笑)。

久しぶりの霞ケ浦戦で非常に楽しみにしており、しっかり練習して臨みたかったし、試合展開も本湖でランガンしてはめたかったのだが、内容も結果も今期ワーストで悔いが残る。来期はぜひともリベンジをしたいものだ。

霞ケ浦水系はトーナメントの結果を見ても良く釣れるフィールドになっているし、バスを探す楽しみがある。来期以降もぜひ開催してほしい。

 

 第4戦 野尻湖(9/26~27)最終成績=3位

前回のレポートでも書いたように、初日1位(2994g/4匹)、2日目12位(1474g/2匹)で、総合3位。霞ケ浦戦終了後に誓っていた「年間成績を一桁で終えるには、最低でも表彰台」という目標は達成したが、優勝しなくてはいけない試合だったと思う。野尻湖ではシングルフィニッシュは4回目、表彰台は3度目、単日1位は2度目などそれなりに爆発力もあるのだが、イマイチ勝ち切れない。克服すべき課題は何なのか・・・。それは少しづつ見え始めているのだが。

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3位は結果だけ見れば上出来だが、勝てなかった悔しさの方が大きい。

 

過去最高成績だったが、課題も多い。

マスターズの年間成績は7位と過去最高順位であったが、その内容は亀山ダム戦と野尻湖戦で稼いだポイントが大きく、残りの2試合は失敗試合だったと言える。自分に足りないものは目論んでいたプランが機能しなくなった後の打開力であり、初日より2日目にウェイトを上げていく展開力だと思う。来期に向けてどう克服していくか、考えなくてはいけない課題だ。

 

次回はJB桧原湖戦の4試合を振り返りたいと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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鬼形 毅

15年余にわたり、バスロッドの開発に従事してきた経験を活かし、開発者としてはライバル関係にあった飯高博文とともにLEGIT DESIGNを設立。バスフィッシングは12歳の時に始め、以降はライフワークと呼べる存在。トーナメントは1998年に参加し始めで現在に至る。出るのも見るのも楽しい。