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西堂コラム / 2018年12月31日
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2018年を振り返る③ 西日本ブロックチャンピオンシップ優勝の決め手はやはりあの2本のワイルドサイド!!

 

皆さんこんにちは!フィールドテスターの西堂です。前回に引き続き「2018年シーズンを振り返る」シリーズ第3回。今回は予告通り11月25日に遠賀川で開催された西日本ブロックチャンピオンシップの模様と活躍してくれたワイルドサイドを中心に語らせていただこうと思います。

 

九州ブロックチャンピオンシップを5位で通過し、臨んだ本戦。今回はオフリミット無しということで多くの選手が金土にプラに入っていました。中国、四国、近畿と遠賀からは遠隔地の選手が多いのですが、各地のブロックを代表する強豪揃い。この時期に魚が多いエリアは当然チェックが入っています。自分は金曜日のみのプラでしたが、選手の合間を縫ってWSS-ST65Lで引いたシャッドで一本釣ったのみという釣果でした。全域を見て回って思ったのは「上流から中流に入ったところ辺りまでは水が良い。」「中下流はターンしていて茶褐色の水。タイミング次第だがシャローで食いそう。」といった程度。経験則からデカい魚が口を使うのは朝一、10時、12時過ぎ。このタイミングで上手くデカいのを2つ当てられれば勝負できると予想と、あまり釣りをするスポットは決めつけずに柔軟にやろうというのがおぼろげながら立てた戦略でした。

 

金曜日のプラでキャッチしたナイスフィッシュ。水温だけでは判断できない季節感を教えてくれた1本であった。

金曜日のプラでキャッチしたナイスフィッシュ。水温だけでは判断できない季節感を教えてくれた1本であった。

そして試合がスタート。前日プラには体調不良で出られなかったため、金曜日と状況が変わっているかどうかをまず確認。会場前から1か所15分弱と短時間で複数のスポットをランガン。しかし釣れたのはノンキー1本。朝のタイミングは完全に外してしまいました。

次に魚が口を使うであろう10時前。中流域のとあるロックハンプに入りましたが、自分が入る前に他の選手が釣りをされていたスポット。プレッシャーを考慮し、投入したのはタイニークランク。日差しとストラクチャーの位置関係から導き出される「魚が反応するトレースコース」は向かい風でのアプローチ…ということでWSS-G62Lでキャスト。答えは数投で帰ってくることに…

 

まずファーストキャストで何か魚が触る感覚。バイトというより文字通り「ルアーが魚に当たった」感じでフックアップはせず。「他魚種かな?」と思いながらトレースコースを微調整。ハンプトップをかすめるようにアプローチするとファーストフィッシュの捕獲に成功!500gのキーパーでしたが貴重な1本。ラインを結び変え、同様にアプローチすると数投後に1400g弱のキッカーが!この魚はリアフックが外側から、バスの口の薄い部分に掛かるという際どいフッキングでしたが無事にネットイン。短時間での連打、そして2本目はキッカーという結果にシャローでの巻き物戦略の破壊力を再認識。ここでキーとなったのは軽量クランクが向かい風で投げられる、本気食いしていない魚も掛けられる、皮一枚でもドラグが使えて取り込める…というグラススピニングの特徴。発売前から使用させていただき、幾度となく助けられたロッドですがこの試合でも助けられました。

 

ロッドの反発力の低さを活かしたフッキング。しっかりしたバイトでなくてもフックを掛けられるのはしなやかなグラスならでは。

ロッドの反発力の低さを活かしたフッキング。しっかりしたバイトでなくてもフックを掛けられるのはしなやかなグラスならでは。

その後は中~下流の可能性のあるスポットを巻物中心でランガン。途中で展開を変え、WSC63MHでフットボール等も投入するも無反応。2本のまま12時を迎えることになりました。この時点で恐らくウエイト的にはお立ち台は確定しているものの、後1本釣らないと優勝は無いというウエイト。そのままシャローで心中することも考えましたが、頭をよぎったのは昨年のJB九州最終戦。キッカーが効いて2本で3位という結果でしたが、あともう一本キーパーを追加していれば優勝だった試合でした。この時の反省を活かして勝負の早い釣りでディープラインの魚を獲りに行くことに。

 

この試合でのキーパー場として考えていたのは今年の大雨で新たに露出した4mラインに沈む大岩。プラの段階から魚探で魚の存在は確認していたスポットです。大岩の影に2.2gのダウンショットをWSC510ULでアプローチすると2投目で500gのキーパーをゲット!2時間半ぶりに魚をライブウェルに入れる事ができました。4mという水深、陽が高いのでシェードが小さくなる時間帯、ということで限りなく魚が口を使うスポットは狭いですが、正確に射抜けるWSC510ULだからこそ獲れた魚でした。ランディング後の魚の様子はあまり動かず、固まったようになる冬を感じる状態。例年より高い水温ですが、それでも急降下したためディープの魚も低活性ということが分かりました。

 

ここで帰着までは残り1時間半。ここまでの展開からシャローとディープ、どちらを狙っても魚と出会う難易度と確率はさほど変わらないと感じていたので狙うはシャローでドカン!!が有りえるキッカー狙いにシフト。しかし続くのはノーバイトの時間…ということで帰着直前まで足掻いてみましたがドラマは起きずに帰着となりました。

自己申告ウエイトによって検量の順番が変わるというショーアップされた、いつもとは違うウエインに緊張し、戸惑いながらの検量。最後から2番目という順番でコールされた私のウエイトは2495g。最後に検量された選手のウエイトが2410g!ということで私の優勝が決まりました!西日本中から強者が集まる権利試合、開催場所はホームである遠賀川。この大会で優勝することができたことは、私のトーナメント人生において忘れられない試合となりました。

 

信頼のタックルだからこそ手に入れる事ができたタイトル。

信頼のタックルだからこそ手に入れる事ができたタイトル。手に入れやすい価格帯でもトーナメントで結果が出せる、まさにトーナメントスペックロッド。

今回の試合をリザルトから見るとリミットメイク率が約2割、2本の選手が約2割、1本の選手が約4割という内訳からもわかる通り、ワンミスが命取りとなるシビアな状況。ミスが許されない状況下でも、WSS-G62LとWSC510ULという2本のワイルドサイドが最高の仕事をしてくれました。ノーミスにて試合を終われたからこそのタイトル獲得。「グラスのスピニング」と「極めて短く、繊細なベイトフィネスロッド」ということで万人受けするバーサタイルロッドとはかけ離れたスペックですが、状況に合わせて使用することで唯一無二な存在になることを証明できたと思います。

 

どちらもとがったスペシャルなワイルドサイド。まさに遠賀スペシャル

どちらもとがったスペックのワイルドサイド。遠賀スペシャルと言っても過言ではない。

この2本ですが代替えが効かないスペックということで、他のアングラーとの差を付けやすいロッドです。共にライトなルアーを使用するロッドですが、可能性は特大!是非フィールドで試して、感じてければ幸いです。

 

早いもので2018年ももうすぐ終わり。沢山のレジッターさんたちと関わらせていただき、支えていただいた一年でした。本当にありがとうございました。来る2019年はどんな年になるのか、とても楽しみです!2019年も各地のイベントへの参加や、遠賀川を中心としたフィールドからの情報発信を積極的におこないたいと思います。皆様、どうぞよろしくお願いします。

 

それでは皆様、良いお年を!!

Posted by
西堂 洋幸

1982年生まれ。2010年から福岡チャプター、翌年からJB九州に参戦を開始。遠賀川、北山ダムを中心にトーナメントに参戦している。オフショアのピンスポット攻略を中心に戦略を組み立てる事が多いが、状況に応じてシャローのランガンも得意とする。趣味は魚探掛け。

• 主な成績
2018 NBCチャプターチャンピオンシップ西日本大会/優勝
2015  JB九州第4戦遠賀川/優勝
2014 チャプター福岡年間成績  年間1位
2014 チャプター福岡第5戦遠賀川/優勝
2014 チャプター福岡第3戦遠賀川/優勝
2013 JB九州第2戦遠賀川/優勝
2012 チャプター大分第4戦松原ダム/優勝