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トーナメント / 2016年06月16日
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JB TOP50 第2戦 優勝への道(前編)

すでにご存じの方も多いかと思いますが、TOP50第2戦・野村ダム戦で優勝することが出来ました。応援してくれた沢山の皆様には心から感謝申し上げます。

 

<試合展開の予想>

野村ダムは普段はパラダイスと言っていいほどのポテンシャルを秘めたバス釣りには最高のフィールドだが、決して広いとは言えないリザーバーなため、TOP50ともなると試合本番の3日間と直前の公式プラクティスが2日間の計5日間連続で選手によるプレッシャーがかかり、いくら普段はパラダイスなフィールドといってもトーナメントとなれば5匹釣るのも至難の業となる。

そうなることは試合前から容易に想像ができ、今大会は狭いフィールドが故に釣れるポイントや大場所は叩き合いとなるため、他の選手が手を出さない(気が付かない)様な小さな変化にも気を配る練習を重ねた。また、田植えの代かきの時期とも重なり、水の流れ方、風の吹き方などにも気を配った。

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プラクティスでは想像を巡らせてあらゆる可能性を試す。もう既に戦いは始まっている。

 

<DAY-1>

そして迎えた試合本番。直前公式プラクティスでは正直、どのポイントでもある程度は釣れた(4000グラムくらい)。釣れそう!と思えるポイントではほぼバイトしてくる野村ダムらしいポテンシャルを感じたが、それは試合初日の朝までだった。

初日スタート

魂のタックルと燃える心を真紅のサウザーに詰め込んで、いざ初日スタート!

初日は13番フライト。どこへいくか正直迷ったが、肱川上流を目指した。上流には4番手で入ることができたが、本命ポイントには他の選手が張り付いていたため残りのB級スポットに。水深も1メートルほどと浅く、流れもあるのでノーシンカーワッキーをドリフトさせて幸先良く約900グラムのナイスキーパーをキャッチしたが、やはりTOP50。他の選手も次々とバスをキャッチしていく。

接近戦の為、身動きがとれないもどかしい展開に1時間ほどで肱川上流を見切り、最下流エリアへ。

初日途中

最上流のポテンシャルは誰もがわかっているため船団密集戦に。自分のスタイルとして合わないうえに、3日間戦うことを想定すると、狭い湖を広く使う必要があった。早々に見切って下流域へ移動。

この日は気温もグングン上昇し夏を感じさせる天候。アーリーサマーの定番的な釣りであるフローティングストラクチャーがバスを寄せる状況。最下流エリアでは主にオイルフェンスに浮いている個体をノーシンカーのフォールの釣りで攻めた。フリーフォール~4.5m程沈めたらピックアップという感じでスローなリグでも早い展開を心がけオイルフェンスで約1200グラム、続いて岩盤に被るレイダウンにバックスライドのこれまたフォールの釣りで約1000グラムをキャッチ。ノーシンカーのフォールで約400グラムを加えたのちに、再びオイルフェンスで約1200グラムをキャッチ。初日は4970グラムをウェイインし3位と好スタートをきることが出来た。

 

 

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今年からデビューのレジットデザインのシャツも板についてきた!? 初日は4970g3位。トップとは725g差。

ちなみに、オイルフェンスを攻めたロッドはプロトタイプのワイルドサイド。スペックはWSS-ST63ML。ソリッドティップを搭載したパワーフィネススピニングにPEライン1号というかなり強いタックル。このタックルが高精度なキャストアキュラシーをもたらしてくれ、しっかりと「釣果」に繋げてくれた。

 

 

<DAY-2>

この日はフライト順が遅く肱川上流はパス。


スタート直後から最下流エリアへと直行し、初日同様オイルフェンスから攻めるもローライトコンディションなため、フローティングストラクチャーにバスの姿はなくノーバイト。仕方なしにキーパー場であるオイルフェンスそばのガレ場にWSS-ST65Lを用いた3.5gライトキャロを投入し9時にはリミットメイクに成功。ただし、5匹で1500グラム程と初日とは全く質の異なる魚。雨足が強まる中、その後もサイズアップ・キッカーフィッシュを求めて試行錯誤を繰り返すが、なかなか思ったような反応はなく時間だけが過ぎていく悪い展開。帰着まで1時間を切ったところで入ったエリアの水深5メートルを狙う。

リグは同じくライトキャロ。少し狙うレンジを下げてみるか?と思いキャストすると1投目から反応するもミス。続くバイトはなんとバラし。3度めの正直でかけたバスは約700グラムとこの日の僕の最大魚をキャッチ。ここで2日目がタイムアップ。

だが、結果としてこのスポットに気付いたことが今大会のターニングポイントとなる。

2日目

何とか魚を絞り出し、予選を3位通過。首位とは1126g差があるが、2日目終了間際の展開に追撃のきっかけを掴んでいた。 

2日目の成績は2266グラム/5匹をウェイインし単日14位。2日間トータル成績は3位のまま最終日の決勝に駒を進めた。

奇しくも前回、TOP50開幕戦・さめらうダム戦でも同じポジションからの決勝日へ挑む形。前回のリベンジに燃える展開となった。

*後日公開「JB TOP50 第2戦 優勝への道(後編)」へ続く
<写真引用元>

http://www.jbnbc.jp/_JB2016/view_result.php?t_id=10020

http://www.jbnbc.jp/_JB2016/view_result.php?t_id=10020&page=story

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北 大祐

北大祐(きただいすけ)1982年生まれ。
フィッシングガイド業を営みつつ、2006年よりJBトップ50に参戦し、通算4勝、年間優勝1回。その他にもJBエリート5やJBクラシックでの優勝、マスターズ年間優勝(A.O.Y)も果たしており、JBタイトルを全て獲得したグランドスラマーのひとり。スピナーベイトなどのファストムービングルアーが最も好きと公言しているが、スタイルの偏りは全くなく、超が付くライトリグからビッグベイトの釣りまでを的確に、深く、そして精度高く使い分ける。
最新の魚探を駆使して徹底的にフィールドを調べ上げるのはもちろんのこと、新たなルアーのチェックや、チューニングを行うなどの研究熱心さを持ち、道具の選択眼にも鋭いものがある。
自らの情熱のすべてをバスフィッシングに捧げ、年間300日近くを湖上で過ごす、真のフルタイムプロアングラーである。

主な成績
2016年 バサーオールスタークラシック 優勝
2016年 JBトップ50 年間優勝
2016年 JBトップ50第2戦(野村ダム) 優勝
2015年 JBトップ50第5戦(霞ケ浦水系) 優勝
2014年 JBトップ50第1戦(七色ダム) 優勝
2013年 JBトップ50 年間優勝
2013年 JBトップ50第3戦(霞ケ浦水系)優勝
2011年 JBクラシック(野尻湖)優勝
2009年 JBエリート5(遠賀川)優勝
2008年 JBマスターズシリーズ 年間優勝
2007年 JB河口湖Aシリーズ 年間優勝
2006年 JBマスターズシリーズ 年間優勝