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トーナメント / 2016年04月16日
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TOP50 第1戦 早明浦ダム 第4位入賞!

2016シーズンのTOP50が開幕。

結果は4位。

まずは応援して下さった皆様に感謝申し上げます。

今は悔しさいっぱいですが、今シーズンはまだ始まったばかり。

この悔しさを次戦にぶつけます。

 

それでは今大会を振り返っていこう。

2016シーズンのTOP50開幕戦の舞台は3年ぶりの開催となる高知県は早明浦ダム。バスがナーバスになりやすいプリスポーン時期ということで、ハマればビッグウェイト、外せばノーフィッシュの悲劇すら起こり得る、釣れる人と釣れない人がくっきり別れる時期だ。

 

プリプラクティス~公式プラまでの流れ

プリプラクティスは7日間行い、バスのポジションや状態、バスの行動ルートの把握、ダムの水位変動の具合、そしてプレッシャーがかかった状況でのバスの逃げ場などなど、色んな状況を想定して2週間後の本番に備えた。

そして迎えた直前公式プラクティス。予想通り水位は3メートルほど上昇。水温は約13℃。季節は進み桜も散り始め、早明浦ダムのバスたちはいよいよスポーニングを迎えようかというような状態だったが、それは同時に最もバスたちがナーバスになる時期でもあり見えるバスたちは超が付くほどの天才級ばかり。直前プラクティスを終えた時点でサイトのみでの上位入賞は「ない」と感じ、ブラインドサイトや一段下の見えないレンジ、そしてカバーをメインに考え試合当日を迎える。

*ブラインドサイトとは、魚を確認したのちに、食わせる瞬間は魚を目視せずに釣ること。バスを発見するだけでなく、バスのその後の行動や、どこで口を使わせるか、など高度な読みと技術が必要とされる。

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13ft/30馬力のサウザーは日本のフィールドにマッチした優れたパフォーマンスを発揮する非常に優秀なボートだ。

 

DAY 1 「スーパービッグフィッシュを含め、トップウェイト!」

試合1日目。陽が登り始める時間まではサブパターンであるスクールフィッシュ狙い予定だったが、狙っていたエリアにバスの姿はなく朝イチは外した。まぁ、よくあることなので気にしない。時間が進むと同時に上流に向かって釣り上がる感じでラン&ガン。とあるレイダウン&浮きゴミにベイトフィネスでアプローチ。水面直下にサスペンドするバスを仕留めたことをキッカケに似たようなポイントを撃ちまくる。正午前に3匹のグッドサイズをカバーから引きずり出すことが出来た。そして最上流エリアで岸から離れたところに潮目&浮きゴミ&立ち木というスポットに浮いているひときわ大きな個体を発見。進行方向に自作I字形プラグをキャストしデッドスローにリトリーブし一発で仕留めることに成功。これが今大会のビッグフィッシュ賞獲得となった2830gのスーパーキッカーだった。ただ、まだ4本。ありとあらゆる可能性を模索し、ラストに入った本湖の岬へネコリグをアプローチしリミットメイクとなる5匹目をチャッチ。2時36分のことだった。(試合は3時まで。残りの帰着時間を考えると本当にラストタイム。)

なんとかリミットメイクを果たし結果6525g/5匹で開幕戦初日トップウェイト(結果的に今試合の最重量)をマークすることが出来た。

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この魚で今大会のビッグフィッシュ賞を獲得!実に2,830g。ビッグフィッシュとも安心してやり取りできるのが今年から戦う相棒、レジットデザインが放つファーストプロダクツ、WILD SIDEだ。

 

DAY 2 「ミドストを駆使して予選3位通過」

続く2日目。トップウェイトをマークしたものの紙一重な展開なのは事実。この日も1日目と同じように中流のクリークのスクールフィッシュ狙いからスタート。この日はダムの放水量が低下した関係でバスの姿が沢山。今、テストを繰り返している「ミドストロッド」を駆使したジグヘッドのミドストでブラインドサイトを行い朝の早い時間帯に2匹のグッドサイズをライブウェルに収めた。その後は前日と同様のプランを組み上流へ釣り上がり、カバーで2匹キャッチ。そして昨日のラストに釣った本湖の岬へ終了間際に入る。この日は2時39分にヒット。慎重にランディングし前日同様最後の最後で5匹目を釣りリミットメイク。

2日目の結果は3655g/5匹で単日10位。2日間の予選総合順位は3位へと後退してしまったが、トップとの差は500g。まだまだ優勝のチャンスは残った。昨年のTOP50最終戦での優勝に続く2連勝に向けてチャレンジしなければいけない最終日となった。

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2日目も5匹リミットメイク!

DAY 3 「葛藤を超えて・・・」

「勝つためには」自分が考えた戦略はやっぱりブラインドサイト。見えるサカナだけにサイズを選べるし、バックウォーターには勝てるサカナがゴロゴロ居る。ただ、上流へ向かうのはやっぱり水温が上昇し始めてからなので、最終日も中流のクリークからスタート。この日もスクールフィッシュに出会うが仕留めたのは1匹のみ。TOP50最終日となればスクールフィッシュまでもが天才級。スクールを諦めいよいよ上流エリアの天才バスと勝負開始。ありとあらゆるアプローチを試みるもどれも喰いそうで喰わない紙一重のバスとの駆け引きが続いたが、結局仕留められないまま11時を回った。

最終日の帰着時間は1時。上流エリアから会場までは30分はかかる為、釣りができるのは事実上1時間。

「このまま玉砕覚悟で勝負を続けるか?」それとも「次の可能性を模索するか?」この2つの選択が頭の中をグルグル巡る。

 

結論は後者。2連勝という大きな目標を捨て、この試合を上位で終える為に、自分の中で葛藤を繰り返したうえでの決断だった。

結果として残りの少ない時間で2匹のグッドサイズを仕留めることが出来た。1匹は一段下のレンジでのネコリグ。そしてもう1匹はカバーでのベイトフィネス。

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極限の状況下で引き出した2匹。TOP50のトーナメントは体力、気力、精神力、そして道具の力。全てに極限が求められる。

 

もし勝負を続けていればもっと好成績だったかもしれない。

しかし、極限まで追いこまれたあの状況下での判断は自分にとって大きな収穫だった。

何度も経験してきているが、やっぱり「今を釣る」事ができる選手が一番強いと思うし、そうなることが目標。

TOP50の2連勝が出来なかったのは本当に悔しいけど。

きっとバス釣りの神様が「まだまだ」と言っているように思えた一戦だった。

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Tackle Data

カバー撃ち用

ロッド:ワイルドサイド WSC67L+

リール:KTF・アルファス

ライン:サンライン・シューターFCスナイパー 8lb

ジグ:クオン・BFカバージグ 2.7g

トレーラー:ノイケ・ヤビー

 

ミドスト用

ロッド:ワイルドサイド WSS64UL(プロト)

リール:シマノ・ヴァンキッシュ 2500S

ライン:サンライン・シューターFCスナイパー 3lb

ワーム:ティムコ・スーパーリビングフィッシュ3インチ+0.9gジグヘッド

 

 

I字系用

ロッド:ワイルドサイド WSS63L(プロト)

リール:シマノ・ステラ 2500S

ライン:サンライン・スモールゲームPE 0.3号

リーダー:サンライン・ブラックストリーム 1.5号

ルアー:自作I字系プラグ

 

ネコリグ用

ロッド:ワイルドサイド WSS61L

リール:シマノ・ステラ 2500S

ライン:サンライン・シューターFCスナイパー 3lb

ワーム:レインズ・エコレインズスワンプJr

シンカー:サワムラ・ワンナップシンカー 1.2g

 

Boat & Equipment

ボート:サウザー395

魚探:ローランスHDS touch12

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北 大祐

北大祐(きただいすけ)1982年生まれ。
フィッシングガイド業を営みつつ、2006年よりJBトップ50に参戦し、通算4勝、年間優勝2回。その他にもJBエリート5やJBクラシックでの優勝、マスターズ年間優勝(A.O.Y)も果たしており、JBタイトルを全て獲得したグランドスラマーのひとり。スピナーベイトなどのファストムービングルアーが最も好きと公言しているが、スタイルの偏りは全くなく、超が付くライトリグからビッグベイトの釣りまでを的確に、深く、そして精度高く使い分ける。
最新の魚探を駆使して徹底的にフィールドを調べ上げるのはもちろんのこと、新たなルアーのチェックや、チューニングを行うなどの研究熱心さを持ち、道具の選択眼にも鋭いものがある。
自らの情熱のすべてをバスフィッシングに捧げ、年間300日近くを湖上で過ごす、真のフルタイムプロアングラーである。

主な成績
2017年 バサーオールスタークラシック 優勝
2016年 バサーオールスタークラシック 優勝
2016年 JBトップ50 年間優勝
2016年 JBトップ50第2戦(野村ダム) 優勝
2015年 JBトップ50第5戦(霞ケ浦水系) 優勝
2014年 JBトップ50第1戦(七色ダム) 優勝
2013年 JBトップ50 年間優勝
2013年 JBトップ50第3戦(霞ケ浦水系)優勝
2011年 JBクラシック(野尻湖)優勝
2009年 JBエリート5(遠賀川)優勝
2008年 JBマスターズシリーズ 年間優勝
2007年 JB河口湖Aシリーズ 年間優勝
2006年 JBマスターズシリーズ 年間優勝